M2に突入し、修士研究が面白くなってきたところであるが、コースの運営を任されたり、修士研究とは別の研究プロジェクトの締め切りが迫っていたり、もちろん修士研究に関する口頭発表の締め切りも迫っていたりする。
「いつまで学生やってんの!」と親に言われることもあるが、大学院生は、「親世代が思っているような」遊び呆けている大学生とは全くもって違う。
研究生活だけでもしんどいのに、最近は就職活動もしている。
まだ、修士課程修了後の進路は決まっていないが、選択肢は多いほうがいいだろう…とのことで、就活もしている。
学部生の時に、就活を全くしたことがなかったので、初めての就活へのチャレンジである。一言でいうと、就活はなかなかハード。
自分の経験や思い、性格的なものと向き合う機会になり、自分のことを真摯に見つめ直す機会というポジティブな面もあるが、もちろんしんどい面もある。私的には、しんどい面の方が大きい。
毎日何十件もくる企業からのお知らせや、直近取り組んでいるエントリーシートの作成。「お前は、どんなやつなんだ?」「どんなに素敵な人間なんだ?」と問われ続けているようなというか、試されているというか、そんな感覚と、「なにものかになりなさい」という圧を受けているような、急かされているような感覚になる。
さて、これを乗り越えた先にはどんな未来がまっているのだろうか。
私は、「なにものか」になれるのだろうか。